インテリアリノベーション 室内装飾を超えた“LIFE”の提案


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青山スタイルとひかリノベのコラボレーションによる、インテリアコーディネートとリノベーション、双方の視点から理想の住まいをデザインする総合プラン「インテリアリノベーション」。

サービスのスタートにあたり、青山スタイルのチーフデザインオフィサー・町田瑞穂ドロテア氏を迎え、「インテリアリノベーション」が提供できる価値や、コーディネートを行う中で大切にしているポリシー、また本プランのショールームとなっている「ひかリノベ五反田ショールーム」のコンセプト――といったお話を伺いました。

「インテリア」は本来、室内装飾に留まるものではない

――はじめに、「インテリアリノベーション」はお客さまにどんな価値を提供できるサービスなのか、お聞かせください。従来のインテリアコーディネートやリノベーション単体では実現できなかったこと、そして今回のコラボレーションによって新たに提供できる価値とは、どんなものでしょうか。

青山スタイルでは、インテリアとリノベーションを分けて考えてはいません。日本では一般に(狭義の)インテリアというと室内装飾を指すことが多いですが、私たちは間取り、内装、家具、照明、すべてがインテリアと考えています。そういう意味で今回のコラボレーションは、本来の「インテリアコーディネート」を提供できるサービスです。

一人ひとり顔立ちが違うように、ライフスタイルも千差万別です。間取りの変更、内装材や家具の選択、照明プランと、トータルな家づくりを通じて、豊かな暮らしを提供する。お客さまがどのような暮らしを望んでいるか、今この時だけでなく、未来の暮らしの変化も見込んで、お客さまのライフスタイルをコーディネートしていく。そういう提案をしていきたいと考えています。

はじめに暮らしありき

――インテリアコーディネートを行う中で、大切にしていることは? お客さまのライフスタイルを理解するために、ヒアリングではどんなことを聞いていますか。

青山スタイルの理念は、「はじめに暮らしありき」。まずは家族構成、そして何時に起きて、食事をして……といった、一人ひとりの生活時間、一日の動きをお聞かせいただいています。起床時間、帰宅時間によって電気をつけるタイミングも変わってきますし、朝仕事や学校に出かける時間が同じようなら、洗面室が混雑しないようダブルシンクにする、といった工夫が必要になることも。一人ひとりがストレスなく日常生活を送れるよう、間取りや家具のレイアウト、コンセントの位置といったことまで、きめ細かくプランニングしていきます。

そうした日々の生活をストレスフリーにする工夫と同時に、地震や水害といった、もしもの時への備えも、家づくりでは大切ですね。ライフラインが断たれてしまったときでも安全を確保するため、電気に頼らずキャンドルや鏡を用いて明るさを確保する、といった手法も取り入れています。たとえば伝統的な西洋建築によく見られる手法で、鏡の前にキャンドルを配置して光を拡散させるというものがあります。停電時の備えとしてはもちろん、平常時にはインテリアとしても楽しめる、美しさと防災を兼ね備えた手法の一つです。

また最近はIoTやロボット掃除機など、テクノロジーの進化によって、私たちの暮らしも大きく変わりつつありますね。インテリアコーディネートにおいても、ロボット掃除機がベッドやソファの下をスムーズに回遊できるよう配慮するなど、時代の変化を意識しています。

Art&Lighterior

――「インテリアリノベーション」では、デザインテーマとして“Art&Lighterior”を掲げています。照明やアートといった室内装飾は、どのようにコーディネートを考えていくのですか。

人はものの色や形を光によって認識しています。家具や内装は同じでも、照明が変わるだけで、部屋の雰囲気は一変します。「今日は友人を招くので、ムードのある照明に変えよう」という風に、シーンに合わせて配光や光色をコントロールできるよう、複数の照明器具を組み合わせることも少なくありません。

また「インテリアリノベーション」プランのショールームとなっているひかリノベ五反田ショールームでは、デザイン性が高い照明器具をソファコーナーとダイニングに配置しています。照明器具の違いによって空間の印象ががらりと変わることを、体感いただけるのではないでしょうか。

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アートやアクセサリーの選び方や配置の考え方は、何よりもまず家全体のコンセプトを定めることがポイントです。お客さまの希望をお聞きすることはもちろんですが、ファッションのテイストやライフスタイルなどからも、言語化されていないお客さまの好みや価値観を理解し、コンセプトに落とし込んでいきます。

たとえば「北欧スタイル」と一口に言っても、イメージする部屋の姿は、人それぞれ微妙な違いがあります。お客さまとデザイナーの認識に少しでもズレがあると、デザインの方向性がどんどん違う方へ向かってしまいます。そのためお客さまに提案する際は、言葉だけでなくビジュアルで確認いただくことを徹底しています。

インテリアの可能性を体現する五反田ショールーム

――「インテリアリノベーション」のショールームである、ひかリノベ五反田ショールーム。もともとはモノトーンを基調としたシンプルでモダンな空間でした。今回サービスの開始にあたり、インテリアでアレンジを加えていただきましたが、もとの空間をどのように受け止め、どのように新たな“色”を加えていったのか、お聞かせいただけますか。

Art&Lighterior”は、今回のコラボレーションプランのテーマです。ショールームでもアートと照明によって室内の印象はがらりと変わる、ということを体現したかったのです。

もともとこちらのショールームは、木の素材感を基調に、白の内装に黒のアクセントというシンプルな空間でした。無駄のないシンプルなデザインは美しく機能的で、私も好きなスタイルです。ただ、ショールームとして、訪れるお客さまに「インテリアリノベーション」で実現できるさまざまな可能性を感じていただくには、一つのスタイルに留まらない、変化と冒険が必要だと考えたのです。

そこでショールームに入って最初に目に入る場所をフォーカルポイントとし、差し色を加えることを提案しました。濃い目のグリーンとタイルが貼られていますが、こちらで壁面素材の楽しみ方をご提案する例として見ていただくことができます。一方でソファコーナーは、木の素材感と白を基調とした、明るい色調の空間に。色や素材に変化をつけたことで、お客さまに「こんなことも出来るんだ」とイメージを広げていただけるようなショールームとなっています。ぜひこの場所で想像の翼を自由に広げ、ご自身のスタイルを考えるきっかけとしていただきたいと思います。

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お客さまによって好みのスタイルはさまざまですが、とくにスタイルを限定せず「おまかせ」でオーダーされることも多いそう。「そう言っていただくと張り切ってしまうんです。腕によりをかけてコーディネートさせていただきます」と、笑顔で語ってくださいました。
「抽象的なイメージしか浮かばなくて……という方にこそ、お気軽に相談にいらしていただきたいと思います。お客さまだけのスタイルを、いっしょに見つけていきましょう」

 

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青山スタイル チーフデザインオフィサー
一級建築士

町田瑞穂ドロテア

スイス生まれ。東京都市大学(旧:武蔵工業大学)工学部建築学科卒業。日本の住宅メーカーをはじめ米国の設計事務所RTKL International ltd.にて勤務。2000年帰国後より町田ひろ子アカデミーにて教育・商品企画・インテリアデザインなどに関わる。英国ロンドンにあるKLC School of Designインテリアデザインとインテリアデコレーションのディプロマ(資格)を取得。海外経験を活かし、多様化する日本の“暮らし”に寄添うデザイン・コーディネートを提案している。

 

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取材を終えて

 

インテリアコーディネートは室内を美しく装飾するだけでなく、間取り・内装・照明プランも含め、日常を心地よく過ごせる住まいをデザインすること。現在のライフスタイルに合致していることはもちろん、将来の生活の変化も見込んで、先々まで快適に暮らせる家づくり。
「はじめに暮らしありき」という青山スタイルの理念は、「好きな街。好きな暮らし。」という私たちひかリノベの理念と、言葉こそ違えど想いは同じと再確認できたインタビューでした。

従来、リノベーションは間取りや内装といった家の“ハコ”をつくることであり、インテリアは工事が終わってから、と分けて考えるのが一般的でした。しかし、家具・照明・カーテンなどが揃ってはじめて、生活環境としての住まいが完成します。
たとえば間取りをプランニングする際、ソファや家具のレイアウトを織り込んで、この壁をあと数cm奥に寄せるか否か、コンセントの位置は……等々、細かい部分ではありますが、ほんの僅かな違いが暮らしやすさに大きく影響します。
また、室内装飾という意味においても、内装とインテリアを総合的にコーディネートすることで、細部まで作り込まれた完璧な世界観を表現することが可能となるのです。

インテリアとリノベーション、双方の視点が融合し、一つの空間を作り上げる。「インテリアリノベーション」は、お客さま一人ひとりの個性あるライフスタイルに、真の意味で応えることのできるサービスである――とお約束します。

 

【執筆】高橋 千晶(ひかリノベ 広報)

 


 

Interior Renovation

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「インテリアリノベーション」とは、青山スタイルとひかリノベのコラボレーションによる、インテリアコーディネートとリノベーション、双方の視点から理想の住まいをデザインする総合プランです。
美しい家具、心地よい空間設計、生活動線に沿った間取り――家具、装飾、内装に至るまで最高品質のマテリアルを揃え、ライフスタイルと調和した至福の空間をご提供します。

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